2007
僕は伝説の勇者なんかじゃない
それは最初からわかっていたこと
それどころか武器や防具さえも持っていなくて
素手なのにモンスターは容赦なく僕に襲い掛かる
モンスターだって最初から雑魚なんかじゃない
そんな甘い世界ここには無くて
ボスほど強くなんてないのかもしれないけれど
今の僕ではやられそうなほど強い
オンリーワンなんてカッコいいものなんかじゃないよ
街の人は口を揃えて言う
「魔王を倒して下さい」
どうして僕なんだ
勇者じゃないって言ってるだろ
回復の為の道具はあるのに
ここには武器も防具も無い
きっと自分が成長しないとならないんだ
この街で一生を終えるなんて嫌だ
でも
今の僕にこの街の外のモンスターを倒す術は無くて
この街で成長していくしかないのかな…
きっと
馬車に乗って他の街に行っても
そこにはそこに強いモンスターがいて
今の僕にはこの街の外と他の街の外
どちらが強いモンスターなのか
知る方法は無い
魔王なんて倒したいって思ってないよ
自分だって魔王は嫌いだけど
倒せる自信なんてこれっぽっちも無いよ
僕はどうやってこの世界で生きていけばいいのだろう
それを決めるのはきっと自分だ
他の誰かなんかじゃない
どこかの街で
このまま生きていく道もあるのかもしれない
少しずつ経験を貯めて
魔王を倒す道もあるのかもしれない
どちらもきっととても大変だ
苦痛だって並じゃないんだろう
人生に岐路というものがあるのなら
今はきっとその分岐点
友人は少ない方だよ
宿屋の主人
いつの間にか所属していたギルドの仲間
初心者の家の相談役の人
そして家族
くらいかな
この世界では死ぬことは許されていない
だって
モンスターにやられたって
この街に戻ってくるだけだから
逃げ道なんて無いんだよ
いっそのこと電源切っちゃおうかな
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ある場所ではカラス。
またある場所ではキーレス
というHNも使っています。
どちらかと言えば、かっこいいものよりも、かわいいもの、やわらかいものの方が好き。
ゲームで言えばRPG好き。
でも最近はレベル上げがたるいのでRPGプレイ時間減少中。
嫌いな食べ物は
ほぼありませんが、
生姜風味のかりんとうだけは食べられません。(嘔吐経験あり)
※妄想癖あり。
