詩や雑記などをとりとめもなく書いております。ゴルフもちまちま。滞りつつ更新中。
2017
2016
君が主役の映画の中で
僕はどんな役割を演じているのだろう
助演男優賞を狙っていたけれど
僕はただのエキストラなんだって
今日気付いてしまったんだ
僕からははっきりと君の姿は見えるけれど
君からはぼんやりとしか僕の姿は見えていない
そんな映画の中で
ただのエキストラが君に好きだなんて言えなくて
今日も君の事を考えているだけ
僕が主役の映画の中で
君はどんな役割を演じているのだろう
主演女優賞を狙ってほしかったけれど
君はそもそも演じる気がないみたい
僕からははっきりと君の姿は見えるけれど
君からはぼんやりとしか僕の姿は見えていない
そんな映画の中で
君はきっと自分がただのエキストラだと思っていて
今日も自分のことを考えているだけ
通行人Aから君の隣に映る人物に昇格したら
君に好きだって言えるのだろうか
例えエキストラでも構わない
君の側に立てる人間になって
いつか君に好きだって言おう
それが君の映画を壊すことになったとしても
僕の映画の中でヒロインを演じてほしいと思う
それくらいいいじゃないか
結末はわからないくらいがちょうどいい
僕の映画を壊してしまっても構わないよ
フレームの外で涙を流すことになったとしても
きっと君のことが好きなんだろうな
僕はどんな役割を演じているのだろう
助演男優賞を狙っていたけれど
僕はただのエキストラなんだって
今日気付いてしまったんだ
僕からははっきりと君の姿は見えるけれど
君からはぼんやりとしか僕の姿は見えていない
そんな映画の中で
ただのエキストラが君に好きだなんて言えなくて
今日も君の事を考えているだけ
僕が主役の映画の中で
君はどんな役割を演じているのだろう
主演女優賞を狙ってほしかったけれど
君はそもそも演じる気がないみたい
僕からははっきりと君の姿は見えるけれど
君からはぼんやりとしか僕の姿は見えていない
そんな映画の中で
君はきっと自分がただのエキストラだと思っていて
今日も自分のことを考えているだけ
通行人Aから君の隣に映る人物に昇格したら
君に好きだって言えるのだろうか
例えエキストラでも構わない
君の側に立てる人間になって
いつか君に好きだって言おう
それが君の映画を壊すことになったとしても
僕の映画の中でヒロインを演じてほしいと思う
それくらいいいじゃないか
結末はわからないくらいがちょうどいい
僕の映画を壊してしまっても構わないよ
フレームの外で涙を流すことになったとしても
きっと君のことが好きなんだろうな
2016
稜線が好き
空を感じられるから
山と空の境界が好き
手を伸ばせば届くような気がするから
その向こうに何があるんだろう
そこから見える景色は
実際はそこには何もなくて
手を伸ばしてみても空に手は届かなくて
見える景色だってミニチュアの街だけ
水平線も
地平線も見えないこの街で
いつの間にか僕は稜線に立っていて
前に進むことしかできないでいる
油断すれば崖から落ちてしまいそうな感覚に怯えながら
時々後ろを振り返るけれど
いつまでも後ろ歩きをしていては転んでしまう
別の尾根から歩いてくる人がいる
他愛無い会話をしながら共に進む
いくつもの分かれ道を共に進むうち
その人に愛着が湧いてくる
いつまでも一緒に歩いて行きたいと告げると
その人も同じだった
とてもうれしかったけれど
またしばらく歩いていくと
つまらない会話から喧嘩をしてしまう
見える夕陽は綺麗だったのに
その人は一人で歩いていってしまう
僕は必死で追いかけるけれど
なかなか距離は縮まらないまま
やっと追いついたところに分かれ道がある
その人は片方へ進む
僕の進む道は
すっかり暗くなった稜線上で
僕は立ち止まり朝を待っている
そこにあるのはひどく漠然とした未来
どこか温かくてどこか冷たい
手を伸ばしても届かない空みたいな
そんな希望であふれた未来
空を感じられるから
山と空の境界が好き
手を伸ばせば届くような気がするから
その向こうに何があるんだろう
そこから見える景色は
実際はそこには何もなくて
手を伸ばしてみても空に手は届かなくて
見える景色だってミニチュアの街だけ
水平線も
地平線も見えないこの街で
いつの間にか僕は稜線に立っていて
前に進むことしかできないでいる
油断すれば崖から落ちてしまいそうな感覚に怯えながら
時々後ろを振り返るけれど
いつまでも後ろ歩きをしていては転んでしまう
別の尾根から歩いてくる人がいる
他愛無い会話をしながら共に進む
いくつもの分かれ道を共に進むうち
その人に愛着が湧いてくる
いつまでも一緒に歩いて行きたいと告げると
その人も同じだった
とてもうれしかったけれど
またしばらく歩いていくと
つまらない会話から喧嘩をしてしまう
見える夕陽は綺麗だったのに
その人は一人で歩いていってしまう
僕は必死で追いかけるけれど
なかなか距離は縮まらないまま
やっと追いついたところに分かれ道がある
その人は片方へ進む
僕の進む道は
すっかり暗くなった稜線上で
僕は立ち止まり朝を待っている
そこにあるのはひどく漠然とした未来
どこか温かくてどこか冷たい
手を伸ばしても届かない空みたいな
そんな希望であふれた未来
2016
君が好きだった
君の好きな本も
君の好きなゲームも
君の好きなスポーツも
好きになろうとした
君が好きだった
君の嫌いな映画鑑賞も
君の嫌いなアルコールも
君の嫌いな料理も
嫌いになろうとした
君が好きだった
君の好きな容姿も
君の好きな性格も
君の好きな人も
それに近づけようとした
でも
できないことが多すぎて
できることが少なすぎて
どうして好きになってしまったんだろう
理由なんてなかったはずなのに
とても近くにいたはずが
とても遠くに感じられてしまうのはなぜだろう
君を嫌いになろうとした
君の笑顔も
君の仕草も
君の性格も
君に嫌われるのは
とても嫌だ
月曜になれば
日々が洗い流してくれるのだろうか
君を好きだった感情と
どこか病的で
どこか懐かしい胸の痛みを連れて
君の好きな本も
君の好きなゲームも
君の好きなスポーツも
好きになろうとした
君が好きだった
君の嫌いな映画鑑賞も
君の嫌いなアルコールも
君の嫌いな料理も
嫌いになろうとした
君が好きだった
君の好きな容姿も
君の好きな性格も
君の好きな人も
それに近づけようとした
でも
できないことが多すぎて
できることが少なすぎて
どうして好きになってしまったんだろう
理由なんてなかったはずなのに
とても近くにいたはずが
とても遠くに感じられてしまうのはなぜだろう
君を嫌いになろうとした
君の笑顔も
君の仕草も
君の性格も
君に嫌われるのは
とても嫌だ
月曜になれば
日々が洗い流してくれるのだろうか
君を好きだった感情と
どこか病的で
どこか懐かしい胸の痛みを連れて
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カテゴリー
プロフィール
HN:
銀兎
レベル:
39
性別:
男性
誕生日:
1984/10/29
職業:
会社員
趣味:
ゴルフ、音楽鑑賞(ロック・ポップ系の邦楽多め)、ゲーム、詩を書くこと、読書、飲酒(ぉ
自己紹介:
銀兎(ぎんと。と読みます)
ある場所ではカラス。
またある場所ではキーレス
というHNも使っています。
どちらかと言えば、かっこいいものよりも、かわいいもの、やわらかいものの方が好き。
ゲームで言えばRPG好き。
でも最近はレベル上げがたるいのでRPGプレイ時間減少中。
嫌いな食べ物は
ほぼありませんが、
生姜風味のかりんとうだけは食べられません。(嘔吐経験あり)
※妄想癖あり。
ある場所ではカラス。
またある場所ではキーレス
というHNも使っています。
どちらかと言えば、かっこいいものよりも、かわいいもの、やわらかいものの方が好き。
ゲームで言えばRPG好き。
でも最近はレベル上げがたるいのでRPGプレイ時間減少中。
嫌いな食べ物は
ほぼありませんが、
生姜風味のかりんとうだけは食べられません。(嘔吐経験あり)
※妄想癖あり。
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