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詩や雑記などをとりとめもなく書いております。ゴルフもちまちま。滞りつつ更新中。

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2008

05/21 (Wed) 23:50
今日は一日中、スカイ・クロラシリーズを読んでました。
やっぱりいつも同じところで引っかかるというか、疑問に思うのです。
推理小説っぽくはないのですが、謎はあるような気がします。
もしかしたら、自分が「謎」だと思っているだけで、
他の読んでいる方には至って通常というか、
そんなの謎でも何でもないというものに過ぎないのかもしれませんが。

最近よく思うのですが、全ての物事は、アート、つまりは芸術なんじゃないかな、と。
ある意味これは個人的な感じ方、または捉え方の問題であって、
自分がそう思う、というだけなのですが。
視覚や聴覚だけに限らず、五感を使って感じられるものはそう思うのです。
どうして「自然」が多くの人に受け入れられるのかという問題には、
多数の答えがあると思うのですが、自分はこう思いました。
「自然というものは、五感のうち、多数の感覚に訴えかけることができる」
ということです。
五感と言っても、個人によって、好む感覚は異なると思います。
ある人は「景色」だったり、ある人は「音」だったり、
またある人は「味」だったり、というように。
多数の感覚に訴えかけることができるということは、
それだけ多くのニーズに答えることができるということにもなるのでは?
と思ったのです。
どうしても、近年は視覚や聴覚による情報が多いように思われます。
とは言っても、大昔を生きた人間ではないので、詳しいことはわかりませんが。
ただ、この二つの感覚の利点は、「多くの情報を送信できる」ことと、
「発信源から離れていても伝わる」ことではないでしょうか。
つまりは、より多くの人間に向けることができるということです。
ある意味、最も『広告』に適した感覚であるとも言えるような気がします。
そしてやはり、テレビの影響も大きいように思います。
これら2つの感覚に対抗(?)するには、
やはり他の感覚にも同様の意味を持たせることなのかな、と。
例えば、「触覚」で言うならば、点字があります。
これは確か新聞もあったような気がしますし、
情報を伝える分には問題はないのですが、
発信源から離れていては伝わらないのが難点といえば難点です。
物に触れるには、側に近寄る必要があるということです。
「味覚」や「嗅覚」は、『食』に関する事柄が多いような気もしますが、
「嗅覚」ならば、発信源から離れていても伝わります。
ただ、多くの情報をそれに含ませるのは難しい気もしないでもありません。
うーん。例えば、法則を決めればいいということなのでしょうか。
ハーブの香りなら、「安全」とか、○○○(自己規制)の香りなら「危険」とか。
色々な意味で、現実的ではないです、ね。

話がそれてしまいましたが、結局、
どんな物事にも、芸術性があるように思われるのです。
それら全てが多くの人間に受け入れられるかそうでないかは別として、ですが。
マニア、であるとか、趣味であるとか、一つの事にこだわりを持って接することも、
ある意味、無意識に芸術性を求めてのことではないでしょうか。
そもそも、何をもって「普通」と言うのかが理解できません。
「一般的」という事ならば、
きっと、全ての事柄で「一般的」な人間はいないような気がします。
学校とか、教育のあり方がもう既に、
「普通」の人間を頑張って育てようとしているような。
一般教養を教えて、これが普通なんだ、こうあるべきなんだと伝える。
そしてその枠から少しでも外れた者が出ると、
無理にでも矯正させようとむきになる。
そもそも一般教養なんて生きていく上では必要のないものばかりで、
今思えば、もっと大事なことを教えて欲しかったような気もしないでもないです。
ただ、当時の自分がもしそれを教えてもらったとしても、
受け入れたかどうかはわかりませんが。
「受験」というものも、何だか変な感じです。
他人と比較する上では仕方のない制度なのかもしれませんが、
そんなものでは本当の意味でその人間を知ることはできないような気がします。

物事に全て「形」があるとするならば、
本当はどれも凹凸のある変わった形をしていて、
真の球形なんてどこにも転がっていないんだ。
僕達がそれを『球』だと信じて疑わないのは、
幼い頃、ボールで遊んだ記憶が頭に残っているから。
ボールだって、実際は真球じゃない。
それに似せて作ってあるだけで、フェイクなんだ。
だけど真球なんて、触れただけでもう次の瞬間には真球じゃなくなっていて、
映像として眺めることしかできない、現実的じゃない。
そんな幻想をいつまでも描いているくらいなら、
少なくとも僕はこの凸凹した現実を受け入れることから始めよう。
これだって、見方によっては面白いし、
そんなことより何よりも、「アート」じゃないだろうか。

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確かに
私も自然のものは本当に芸術品だと思います。
天からあたえられた癒しの一つかと。
だから、人間も神様のまねごとをして
『アート』として残そうとしてるのかと思ってしまいます。
『アート』じゃなくても何かを作ってる時が
何故か無我夢中になって居心地が良くなるんですよね。
それが不思議です。
にろっぺ 2008/05/23(Fri)10:51:44 編集
ふむふむ
創作だけに限らないアートという言葉に、
何となく不思議な感を覚えます。
どんなことでも、本人の感覚の問題であったりして、
一概には言えないような気もしますが。

ただ、頭で「考える」ことも大事ですが、
「直感」もある程度大事なことだと思うので、
無駄にはしたくないですね。こういった感覚も。
銀兎 2008/05/25(Sun)22:15:34 編集
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銀兎
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男性
誕生日:
1984/10/29
職業:
会社員
趣味:
ゴルフ、音楽鑑賞(ロック・ポップ系の邦楽多め)、ゲーム、詩を書くこと、読書、飲酒(ぉ
自己紹介:
銀兎(ぎんと。と読みます)
ある場所ではカラス。
またある場所ではキーレス
というHNも使っています。

どちらかと言えば、かっこいいものよりも、かわいいもの、やわらかいものの方が好き。

ゲームで言えばRPG好き。
でも最近はレベル上げがたるいのでRPGプレイ時間減少中。

嫌いな食べ物は
ほぼありませんが、
生姜風味のかりんとうだけは食べられません。(嘔吐経験あり)

※妄想癖あり。
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