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詩や雑記などをとりとめもなく書いております。ゴルフもちまちま。滞りつつ更新中。

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06/09 (Mon) 13:35
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2008

08/04 (Mon) 23:17
以前、仕事について考えたとき、
「好きなこと」と「仕事」は一致するのか否か
という議論に結局なったような気がする。
何度も考えていることだけれど、自分の中で納得がいかないので、
納得がいくまでこれからも何度か書きそうな予感。
脳内整理のようなもの。(ある意味独り言)

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ある人は、『実際自分が好きなことを仕事にしている人は稀で、
殆どの人は「とりあえず」就職しているんだよ。』との説。
確かにそれはあるかもしれないなと思う。
生活するにはやはりある程度のお金が必要だし、その為には、
自分のように無職の期間を作らないようにするしかないのだ。
むしろ、自分のように何もしていない(訳ではないが)期間を過ごしている人間は、
少々異端視されたりする。
それもそうだ。自分の力で生活している訳ではないし、
大きな事を言える立場ではないのだろう。
けれど、本当に「大して好きでもない事」をやる必要はあるのだろうか。
きっとそんなものは長続きしないと思うし、そんなことを皆がすれば、
『若者はすぐ仕事を辞める』という風評が世間に出回ることになると思う。
『本当に好きなこと(仕事)なんて、すぐに見つかる訳がない』
と、ある人は言う。
それは探すことを諦めた人の台詞ではないだろうか。
「本当の自分を探す」と言えば聞こえはいい。
けれど実際は苦悩や葛藤ばかりで中々前には進まないし、
投げ出して適当に就職しようかと思うこともある。
今の現状が心地よくてそのままなのではない。
本当に好きなことに出会えたなら、
すぐにでもそれに飛び乗ってしまいたいという欲求は常に付きまとっている。
今が良いなどと思ったことは一度としてないのだ。

以前負った心の傷は次第に癒えてきてはいる(気がする)。
でも、この虚しさは何だ。
子供の頃には無限にあった可能性の一つ一つが消えてゆき、
年齢を重ねる毎に狭くなってしまう。
「知らないよりは知っているほうが良い」というのは
間違いではないのかもしれないけれど、必ずしも正解とは限らないと思う。
知ることで行動に制限が生まれるし、夢は次第に夢ではなくなってしまう。
本当は制限しているのは自分自身であって、他の誰でもない。
夢を持てなくなるのもまた自分自身のせいではある。
けれど、知ることで得をする部分もあるが、損をする部分もあるのだ。
社会も汚れているが、自分はもっと汚れているのかもしれない。
結局のところ、何なのだろう。
好きだと思えることでも、需要がないのにただやっているというだけでは、
それはただの自己満足や趣味、娯楽の類でしかない。
社会的に必要とされていて、尚且つ自分のやりたいこと。
『体験もしていないのに、本当の意味でそんなことがわかる筈がない。』
確かにそうかもしれない。
でも最初から興味もないのに無数の中から選択するよりは、
多少でもある部分から選びたいと思うのは誰しもそうなのではないだろうか。
もしかしたら、(無意識的ではあるが)自分は失敗を恐れているのかもしれない。
以前の選択が確か中2のとき。
今度失敗すればまた数年ないし十数年無駄になる可能性もある。
自分も過去の経験でブレーキをかけているとは、歳は取りたくないものだ。
完全に無駄になっている訳ではないにしろ、現在が白紙状態になっているのは、
ひとつにしか的を絞ってこなかったせいだ。
当時は、「本当にやりたいことならば、『どんな苦痛でも乗り越えられる』」
と、昔のスポコン漫画のような考え方をしていた。
本当に辛く苦しいことは、例えその先に目指すものがあったとしても、
耐えられるものではないのかもしれない。少なくとも自分はそうだった。
きっと一生懸命すぎて、視野が狭かったというか、
悪く言えば「前しか見えていなかった」のだろう。
本当はもっと柔軟性と広い視野がなければ、
人間はどんどん一つの方向にしか動けなくなってしまう。
そして次第に身動きが取れなくなって、
最終的には(以前の)自分のようになるのがオチだ。
親には本当に申し訳ない事をした。
辛い思いをさせたし、金銭的な負担もまた大きかったと思う。
人生経験としては、額が高かったかもしれない。
そして、決断に理解を示してくれたことに感謝している。
自分が同じ親の立場であったら、同じようにできたかどうか自信が無い。
受験の数学の問題とは違って、人生の選択に正解などはない。
自分なりの答えを導き出すしかないのだ。
そして、それが正しかったのかどうかということにも大きな意味はない。
並行世界がもし存在するとしても、自分はそんなものに興味はないと思う。
大事なのは未来であって、過去にはない。
反省して未来に生かせるのであればいくらでも反省は必要だと思うが、
生かせなければそんなものは時間の無駄でしかない。

「『銀兎』は優しいんだね」と言われたことがある。
自分は優しくなどない。傷つくのが恐いだけなのだ。

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HN:
銀兎
レベル:
40
性別:
男性
誕生日:
1984/10/29
職業:
会社員
趣味:
ゴルフ、音楽鑑賞(ロック・ポップ系の邦楽多め)、ゲーム、詩を書くこと、読書、飲酒(ぉ
自己紹介:
銀兎(ぎんと。と読みます)
ある場所ではカラス。
またある場所ではキーレス
というHNも使っています。

どちらかと言えば、かっこいいものよりも、かわいいもの、やわらかいものの方が好き。

ゲームで言えばRPG好き。
でも最近はレベル上げがたるいのでRPGプレイ時間減少中。

嫌いな食べ物は
ほぼありませんが、
生姜風味のかりんとうだけは食べられません。(嘔吐経験あり)

※妄想癖あり。
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