気づかう気がする気にしない気もする

最近、詩を書くことが極端に減ったような気がします。
それはむしろ良いことなのかもしれません。
ただ、何となく、一抹の寂しさを感じなくもありません。

他人を気遣えるような、けれど自分の細かいことについては気にしない人間
になりたいと、この頃思います。
それはいい意味で繊細であり、またいい意味で鈍感であるということで、
矛盾しているような気もしますが、
そんなことを言えば人間は矛盾の塊のようなものですし、
できないこともないような気もします。
細かいことを気にしていてはいい大人になれないぞ、と。
でも人に気配りができないといい大人になれない。
―ができないと…。
「やらなくてはならない」、「できなければならない」、「できて当然である」、
「できるだけ、できるべき」…。
細かいことを気にしすぎて、頭が疲れているのかもしれません。
支離滅裂、荒唐無稽、ローマは一日にしてならず。


写真は石廊崎の先端その２。