MISTWALKER

実は昨日は、医師の診察の方を受けてきました。
鬱の治療は、医師の方の出す薬と、カウンセラーの方の
心的な診療の両方を、同時進行で行なっていくものなのだそうです。

というわけで、去年の秋頃から通っているとこに行ったのですが、
はっきり言って、鬱がひどくなったと言いました。自分から。
やっぱり理由を聞かれ、面倒だったけど説明もして、
それはつらかったねぇ、と言われました。
なんかわざとらしいというか、そんな感じの言い方に多少違和感を
覚えながらも、そうですねぇ、と適当に答えました。
あまり自分としてはこの医師の方は、失礼とは思いますが、好きではないです。
厚化粧だし、たまに眉間に皺寄せるし、苦手なおばさんです。
でも薬出してくださるので、仕方ないかな、と言った感じです。
最近あまりよく眠れないので、睡眠導入剤を出してくださいと言いました。
すると、導入剤はここには置いていないので、睡眠薬ならあるから
それ出すね、と言われました。
かつて鬱を体験して、みごと治療なさった友人に相談したところ、
導入剤の方がいいよと言われていたので、多少抵抗もありましたが、
ないなら仕方ないのでそれをもらうことにしました。
それと、鬱がまたひどくなったということを話したので、一日に飲む薬の量を
増やすことになりました。増やすとは言っても、去年の秋に飲んでいた量に
戻すということなので、特に不満はありません。
むしろ、ものすごく今の状態を改善したい気分なので、
よかったといえばよかったです。

なんだろう、なんというか、明日のこととか、未来のこととか、
正直、不安でいっぱいです。もやもやとしていて、霧に隠れているような、
恐らく、数メートル先でさえ、はっきりとは見えていないと思います。
たぶん、自分が雲が好きなのは、あの曖昧な、定まった形を持たず、
ただ風に乗って流れ、いつかは消えていく運命を持っている、といったこと全てに
憧れるからなんだと思います。霧にしても同じで、いつか消えるのかもしれないけど、
今はその中にいて、周りが何も見えません。
でも周囲の声だけははっきりと聞こえていて、しかし他人の歓喜の声とか、
そういった声ばかりで、自分としてはどうしていいかわからずに、
ただただ焦るばかりで、何もできない。
雲が好きなように、霧の中にいる自分が好きなんだろうか。


（何が言いたいんだ…。