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詩や雑記などをとりとめもなく書いております。ゴルフもちまちま。滞りつつ更新中。

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2008

01/16 (Wed) 11:47
今思えば、自分の今までの人生は、常に何かを回ってきたのかもしれない。

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小学生のとき、初めて校内のマラソン大会で上位になれて、すごくうれしかった。
がんばって走ったおかげで、高学年になると、
地元の陸上大会で長距離にも出られた。
元々運動神経あまり良くない自分がちょっと嫌だったので、
みんなに見てもらえるのはうれしかった。

中学になっても走ること以外の運動はあまり上達せず、
なんとなく、物足りなかった。
それでも、中学になると、初めて駅伝に参加できた。
小学のときは個人競技だったのでまだ良かったが、
今度は自分の記録が他人に影響するので、ある意味不安もあったが、
楽しかったといえば楽しかった。
後は、この頃からバンドを始めた。
中学の友人と一緒に、誘われる形だったような気がする。
初めはあまり乗り気ではなかったが、やっているうちに楽しくなってきて、
ある時期は毎週末友人の家に行ってた気がする。
結局中学のレベルでは作曲等できる訳も無く、コピーバンドだったが、
学祭では全校生徒の前で演奏することもできた。

高校に入り、駅伝、バンド共に、メンバーは皆バラバラになった。
自分の行った高校で同じ中学の男は自分だけになってしまった。
でも、新しい友達もたくさんできた。
今まで、小、中と、1学年1クラスの田舎学校だったが、
高校は9クラスもあったので驚いた。
小学校はサッカー、中学校はサッカー無かったので野球、
と部活を選んできたが、高校は今までの経験から、
自分に向いている気がした陸上部を選んだ。(小、中には無かった。)
あるとき、陸上部の先輩が言っていた一言を今でも覚えている。
「陸上をやる人間には2つのタイプがいると思うんだ。
1つはどんなスポーツやっても上手い、いわゆるスポーツ万能タイプ。
もう1つは、他は何やってもダメだけど、陸上だけはできるっていう、
悪い言い方すると、落ちこぼれ的なタイプだな。」
自分は明らかに後者だと思った。
長距離の陸上部員は思いの他多く、同じ学年でも10人ほどいた。
皆いいやつばかりだったし、練習は予想以上に大変だったが、
それほど苦痛には感じなかった。
勉強も部活も、両方うまくやっていけた。
ある意味毎日アドレナリン出まくっていたと思う。

大学に入り、同じ部活のメンバーともバラバラになった。
それでも時々、長期休みになると、地元で飲み会は何度かあったが、
疎遠になったのは致し方ないことなのかもしれなかった。
大学でも同じように陸上部に入った。
今思うとこれがよくなかったのかもしれないし、ある意味よかったのかもしれない。
いずれにせよ、今となってはもうどうでも良いことなのだが。
練習は高校の比ではない程に厳しいものだった。
進学高校だったのもあって、5月に引退していた自分には、
そのブランクを取り戻すのは容易なことではなかった。
体力、筋力、持久力、その他色々、
他の入部生に比べて明らかに劣っている自分は、
練習についていけない日々が続いた。
6月あたりだっただろうか。一人走っていた自分の左足に、鈍痛が走った。
原因はわからなかったが、仕方ないので歩いて帰った。
休めば治ると思っていた。
しかし、次の日にも同じ痛みは走る度に左足に出た。
部長と長距離ブロック長に相談したところ、
自分は医者へ行って、治療をすることになった。
そのときはもう気付いていた。
皆との差を少しでも縮めようと、無理して走っていたのと、
少しくらいいいかと、走る前のウォーミングアップを疎かにしていた事が
明らかに原因として思い当たるということを。
先輩や同じ部の友人には言えなかった。
結局は自己責任だし、体調管理はスポーツをしている人間にとっては
当たり前のことだった。
医者には数回通ったが、毎日のように筋トレしかできない自分が
少しずつ嫌になってきていたし、皆との差も、もう嫌になる程に開いていた。
他にも原因はあった。
先輩は大学の運動部にありがちな固い頭の人間が多く、
少しでも敬語がなっていないと厳しく注意されたし、
そんな先輩に媚を売る友人達にももういい加減うんざりしていた。
しかも、友人が当時付き合っていた同じ部の女子と別れるということに
なったのだが、どうやら二股をかけていたらしく、その女の子が、
飲み会の帰りに皆の前で泣いているのを見てしまったのだ。
そういった人間関係にも疲れていた。
もちろんそんな中にもいい人間は少なからずいる訳で、
怪我をして筋トレしかできない自分を部長は応援してくれていた。
部長自身、2年の時に怪我を経験していて、
一年間ぐらい毎日筋トレしかできなかったようだ。
だが、当時の自分は、そんな部長が羨ましくて、何とも言えない気分だった。
怪我をしても取り戻せる陸上の素質みたいなものが部長にはあるのだとか、
精神的にも強い人間でないと怪我をしたときは乗り越えられない、
自分にはそれがないので無理だ、とか。
とにかく自分は、肉体的にも精神的にも磨り減っていた。
友人には相談せず、部長に電話で退部の報告をした。
もちろん部長は考え直すように言ったが、もう自分の気持ちは固まっていた。
その日以来、(大学の)陸上部の人間とは会っていない。
なんとなく負い目を感じていたし、向こうもこんな人間とは会いたくないだろうと、
勝手に決め付けていた。
後悔はしていない。そんなものしても無駄だとわかりきっているし、
決して後悔はしないと、辞める時に心に決めたのだ。
今でも陸上は嫌いになった訳ではないけれど、
なんとなくあの嫌な感情が思い出されるので、少し疎遠になっている。
でも、半時計回りのトラックを走るあの感覚は、いつまでも覚えていられると思う。
高校のとき、友人が言っていた。
「陸上ってさ、走るの全然楽しくないよな。辛いだけだし。
何が楽しいって、走り終わった後のあの感じ。爽快感。
あれがあるからやっていけるようなもんじゃないかな。」
自分も、その通りだと思った。


大学の勉強関係については、まだ話せる(書ける)心境にないので、
ここに残す事はできません。
でも、いずれ落ち着いたら、ここには書きたいです。
こういった内容は自己満足の塊なので、不快に思う人もいるかもしれません。
でも、気持ちを整理したいので、文章化するのです。
だったらオフで残せばいいのに、って感じですが、
なんとなく、それじゃつまらないって思ってるのかもです。
(まあいいか。続きのとこに注意書きしといたし。)
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HN:
銀兎
レベル:
39
性別:
男性
誕生日:
1984/10/29
職業:
会社員
趣味:
ゴルフ、音楽鑑賞(ロック・ポップ系の邦楽多め)、ゲーム、詩を書くこと、読書、飲酒(ぉ
自己紹介:
銀兎(ぎんと。と読みます)
ある場所ではカラス。
またある場所ではキーレス
というHNも使っています。

どちらかと言えば、かっこいいものよりも、かわいいもの、やわらかいものの方が好き。

ゲームで言えばRPG好き。
でも最近はレベル上げがたるいのでRPGプレイ時間減少中。

嫌いな食べ物は
ほぼありませんが、
生姜風味のかりんとうだけは食べられません。(嘔吐経験あり)

※妄想癖あり。
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