詩や雑記などをとりとめもなく書いております。ゴルフもちまちま。滞りつつ更新中。
2008
知らないほうがいい事
知りたくもなかった事
きっと世の中はそんなもので溢れていて
だから汚れてしまうんだ
ただでさえ汚れているのに
僕たちを構成する物質は黒の折り紙に似ている
主張しているのは黒なのに
本当は白でしかなくて
それでさえ反対の色に押され淀んでしまっている
もしかしたら
表と裏が逆に折られていて
皆それを疑わずに生きているのかもしれない
受信する情報と送信される情報
どちらが多いかは考えるまでもないことで
それは記録媒体としての存在を証明している
けれど行使しているのも自身であって
疲弊するのは情報量が多いからではなく
単に整理することを怠っていたからなのだろう
漆喰で覆われている外側はとてもざらざらしていて
あらゆる水分を吸収し続けている
触れれば硬いのに本当はとても脆くて
少しの衝撃で瞬く間に壊れてしまう
もしかしたら
ずっと以前にもう中身は腐ってしまって
抜け殻のようなその外観だけが空間を漂っているだけなのかもしれない
もしかしたら
それを中で操っているのは
僕以外の誰かなのかもしれない
知りたくもなかった事
きっと世の中はそんなもので溢れていて
だから汚れてしまうんだ
ただでさえ汚れているのに
僕たちを構成する物質は黒の折り紙に似ている
主張しているのは黒なのに
本当は白でしかなくて
それでさえ反対の色に押され淀んでしまっている
もしかしたら
表と裏が逆に折られていて
皆それを疑わずに生きているのかもしれない
受信する情報と送信される情報
どちらが多いかは考えるまでもないことで
それは記録媒体としての存在を証明している
けれど行使しているのも自身であって
疲弊するのは情報量が多いからではなく
単に整理することを怠っていたからなのだろう
漆喰で覆われている外側はとてもざらざらしていて
あらゆる水分を吸収し続けている
触れれば硬いのに本当はとても脆くて
少しの衝撃で瞬く間に壊れてしまう
もしかしたら
ずっと以前にもう中身は腐ってしまって
抜け殻のようなその外観だけが空間を漂っているだけなのかもしれない
もしかしたら
それを中で操っているのは
僕以外の誰かなのかもしれない
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2008
昼と夜の間で
きっと空は世界で一番暗い鉛色
僕等はいつだって白か黒かの選択を強要されていて
結局決まるのは多勢の意見になってしまって
それはまるでオセロのよう
けれどそこには本当の「白」や「黒」は存在しない
あるのは限りなくそれに近いグレイゾーン
極彩色の世界にあって
それを本当に美しいと思えないのは
見えないフィルターが掛かっているせいで
滲む景色の中で見えるのは「白黒」
頭の中では常に何らかの疑問符が浮かんでいるけれど
それを解決する為の知識や能力が自分には無くて
何なのか解らないまま消え去ってしまって
攫めない苛立ちと自分の無力さに失望
それだっていつも灰色
もう既に自分の中には鼠が巣食っていて
五感の全てを少しずつ自分色に染めているのかもしれない
もしかしたら世界の全てには鼠が巣食っていて
社会の全てを少しずつ自分色に染めているのかもしれない
それは極当たり前な事で
最初の哺乳類であり生命力の強い生物なら可能なのだろう
自然だけは抵抗するかもしれないが
それも結局僕達の手で汚してしまうのだ
メタリックな銀色の世界へ
きっと空は世界で一番暗い鉛色
僕等はいつだって白か黒かの選択を強要されていて
結局決まるのは多勢の意見になってしまって
それはまるでオセロのよう
けれどそこには本当の「白」や「黒」は存在しない
あるのは限りなくそれに近いグレイゾーン
極彩色の世界にあって
それを本当に美しいと思えないのは
見えないフィルターが掛かっているせいで
滲む景色の中で見えるのは「白黒」
頭の中では常に何らかの疑問符が浮かんでいるけれど
それを解決する為の知識や能力が自分には無くて
何なのか解らないまま消え去ってしまって
攫めない苛立ちと自分の無力さに失望
それだっていつも灰色
もう既に自分の中には鼠が巣食っていて
五感の全てを少しずつ自分色に染めているのかもしれない
もしかしたら世界の全てには鼠が巣食っていて
社会の全てを少しずつ自分色に染めているのかもしれない
それは極当たり前な事で
最初の哺乳類であり生命力の強い生物なら可能なのだろう
自然だけは抵抗するかもしれないが
それも結局僕達の手で汚してしまうのだ
メタリックな銀色の世界へ
2008
花を見て、涙が溢れる
それはきっと、こんな季節のせいで
寂しいからなんかじゃない
悲しいからなんて有り得ない
その花は、毎年咲く訳ではなくて
一度咲くと、次の年は咲き難い
それだけのエネルギーを消耗したんだろう
舞い落ちる花弁
掴もうとしても、手の中をすり抜け落ちていく
地面には、踏まれ崩れた破片
少しグロテスクに見えた
その年、花は咲かなくて
ある日、そこには倒された幹が横たわっていた
ある筈の場所にある筈の物が無くて
見えるのは空と雲だけで
ああ、存在って所詮こんなものなんだと思わされた
消えても、見えなくても、なくならないで
いつだって触れられるものじゃなくていいから
頬を伝う涙の速さ
そのときのそれは、花弁の落ちる速度に似ていた
少し紅くなった頬の色が透過して
まるで桜のようだと思った
2007
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カテゴリー
プロフィール
HN:
銀兎
レベル:
39
性別:
男性
誕生日:
1984/10/29
職業:
会社員
趣味:
ゴルフ、音楽鑑賞(ロック・ポップ系の邦楽多め)、ゲーム、詩を書くこと、読書、飲酒(ぉ
自己紹介:
銀兎(ぎんと。と読みます)
ある場所ではカラス。
またある場所ではキーレス
というHNも使っています。
どちらかと言えば、かっこいいものよりも、かわいいもの、やわらかいものの方が好き。
ゲームで言えばRPG好き。
でも最近はレベル上げがたるいのでRPGプレイ時間減少中。
嫌いな食べ物は
ほぼありませんが、
生姜風味のかりんとうだけは食べられません。(嘔吐経験あり)
※妄想癖あり。
ある場所ではカラス。
またある場所ではキーレス
というHNも使っています。
どちらかと言えば、かっこいいものよりも、かわいいもの、やわらかいものの方が好き。
ゲームで言えばRPG好き。
でも最近はレベル上げがたるいのでRPGプレイ時間減少中。
嫌いな食べ物は
ほぼありませんが、
生姜風味のかりんとうだけは食べられません。(嘔吐経験あり)
※妄想癖あり。
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