詩や雑記などをとりとめもなく書いております。ゴルフもちまちま。滞りつつ更新中。
2009
この間の祖母の法事のとき、
なんだかできれば誰とも話したい気分ではなかったのですが、
結局その後の食事みたいなときに、
なりゆき上、周囲の席の人と話すことになりました。
とはいえ、ほとんどの方は自分から見ればどこの誰かよくわからない方で、
でも来ているほとんどの方は自分が祖母の孫であることを知っているという、
うまく言えないのですが、あまり心地よいとは言えない状況でした。
そんな中、隣の席に座っていたおじいさん(7,80代くらい?)
と軽く話したのですが、その方がまあ当たり前といえば当たり前の質問を。
「今どうしてるんだい?大学は終わったんだっけ?」
聞かれると思っていたので去年と同じ返答。
『ええ、終わって、今は就活中です。』
実際、大学が終わったのはある意味事実なので、
良心が痛みにくい返答だと自分に言い聞かせて。
「そうか…。どうだい?なかなか厳しいかい?」
『そうですね…。なかなか。』
「今いくつだっけ?歳。」
『24です。』
という無難な会話をしていたのですが、
その後のその方の返事に少し驚きました。
「24か…。まあ、24ならまだまだ大丈夫だよ。」
まさかこう言われるとは思わなかったので、思わず返事に困ってしまいました。
もしかして自分の今の状況を知っているのか、
または自分が余程暗い顔をしていたのかと考えたり。
ただ後でよく考えてみると、とても簡単でとても深い言葉だなと。
単純な中に、その方の年齢があるからこその深さ。
自分はずっと、同じ言葉なら誰が言っても同じだろうと勝手に思っていたのです。
それは間違っていたんだと、気付かされました。
今まで生きてきた経験とか、思いとか、
そういったものが複雑に混ざり合った感じ。
きっと自分が同じような人にこの言葉を伝えても、
同じようには伝わらないと思います。
同世代でしか伝わらないことがまた別にあるのも事実ですが。
「大丈夫」という言葉が少しうれしくて、涙が出そうになります。
ああ、自分はまだ大丈夫なんだ。
もうずっと以前に終わってしまったと思っていたのに…。
失くしてしまったと思っていたものが急に見つかったときのような、
少し切なくて、でもうれしいような気持ち。
あのときうまく言えなかった返事。
もし今度同じようなことがあれば、こう言えたらいいと思う。
『ありがとうございます。』
なんだかできれば誰とも話したい気分ではなかったのですが、
結局その後の食事みたいなときに、
なりゆき上、周囲の席の人と話すことになりました。
とはいえ、ほとんどの方は自分から見ればどこの誰かよくわからない方で、
でも来ているほとんどの方は自分が祖母の孫であることを知っているという、
うまく言えないのですが、あまり心地よいとは言えない状況でした。
そんな中、隣の席に座っていたおじいさん(7,80代くらい?)
と軽く話したのですが、その方がまあ当たり前といえば当たり前の質問を。
「今どうしてるんだい?大学は終わったんだっけ?」
聞かれると思っていたので去年と同じ返答。
『ええ、終わって、今は就活中です。』
実際、大学が終わったのはある意味事実なので、
良心が痛みにくい返答だと自分に言い聞かせて。
「そうか…。どうだい?なかなか厳しいかい?」
『そうですね…。なかなか。』
「今いくつだっけ?歳。」
『24です。』
という無難な会話をしていたのですが、
その後のその方の返事に少し驚きました。
「24か…。まあ、24ならまだまだ大丈夫だよ。」
まさかこう言われるとは思わなかったので、思わず返事に困ってしまいました。
もしかして自分の今の状況を知っているのか、
または自分が余程暗い顔をしていたのかと考えたり。
ただ後でよく考えてみると、とても簡単でとても深い言葉だなと。
単純な中に、その方の年齢があるからこその深さ。
自分はずっと、同じ言葉なら誰が言っても同じだろうと勝手に思っていたのです。
それは間違っていたんだと、気付かされました。
今まで生きてきた経験とか、思いとか、
そういったものが複雑に混ざり合った感じ。
きっと自分が同じような人にこの言葉を伝えても、
同じようには伝わらないと思います。
同世代でしか伝わらないことがまた別にあるのも事実ですが。
「大丈夫」という言葉が少しうれしくて、涙が出そうになります。
ああ、自分はまだ大丈夫なんだ。
もうずっと以前に終わってしまったと思っていたのに…。
失くしてしまったと思っていたものが急に見つかったときのような、
少し切なくて、でもうれしいような気持ち。
あのときうまく言えなかった返事。
もし今度同じようなことがあれば、こう言えたらいいと思う。
『ありがとうございます。』
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2009
宮沢賢治が好きだった。
小学生のとき、風邪をひいて寝床から出られない自分に、
親が買ってきてくれた本、「銀河鉄道の夜」。
初めて読んだときはよく意味がわからなかった。
風邪で寝込んでいたからかもしれないけれど。
でもその不思議な世界観や登場人物に惹かれ、
結局数年後には作者のほとんどの作品を読んでしまった。
今思うと、自分が詩を好きになったのは、この人がいたからかもしれない。
というよりも、文学全般を好きになった原因でもあるのかも。
中学のとき、詩を書く授業があった。
いろいろと考えて書いた詩を、その先生は褒めてくれた。
通常の国語の先生が産休をとったので、
臨時というか非常勤というか、そういった感じで来た人だったように思う。
皆はあまりその先生のことをよく思ってはいなかったけれど、自分は好きだった。
理由は単純に、自分を(自分の詩を)褒めてくれたからだと思う。
本当に単純すぎて馬鹿みたいだけれど、今は何となくわかる。
誰かを褒めるということは、簡単なことじゃない。
否定することの何倍も難しい。
自分はそれが苦手なんだと思う。人間ができていないのだ。
当時の自分にもし会うことができるなら、
自分は自分を褒めることはできないだろうと思う。
だからバイトも家庭教師や塾講師をやらなかった。
きっと教師に向いている人って、そういう人間なのかもしれない。
褒めるだけというわけではなくて、いい褒め方のできる人。
その頃書いていた詩を思い出した。今から大体十年前。
ノートを見てみると、ほとんどは下らなすぎてここに載せられない(と思う)。
ただその、先生が褒めてくれた詩が印象的だった。
それが「アントニム」。
当時は詩のタイトルを辞書をペラペラとめくって目に付いたものから取っていて、
内容にタイトルを付けるというよりは、タイトルから内容を考える方が多かった。
読んだ友人の一人が、『「シノニム」はないの?』と言っていた。
それも考えたけれど、あまり興味が湧かなかった。
十年経って、いろいろと自分なりに考えた。
温故知新ではないけれど、過去から学ぶことも多いのだと思う。
そして今なりの「シノニム」を。
小学生のとき、風邪をひいて寝床から出られない自分に、
親が買ってきてくれた本、「銀河鉄道の夜」。
初めて読んだときはよく意味がわからなかった。
風邪で寝込んでいたからかもしれないけれど。
でもその不思議な世界観や登場人物に惹かれ、
結局数年後には作者のほとんどの作品を読んでしまった。
今思うと、自分が詩を好きになったのは、この人がいたからかもしれない。
というよりも、文学全般を好きになった原因でもあるのかも。
中学のとき、詩を書く授業があった。
いろいろと考えて書いた詩を、その先生は褒めてくれた。
通常の国語の先生が産休をとったので、
臨時というか非常勤というか、そういった感じで来た人だったように思う。
皆はあまりその先生のことをよく思ってはいなかったけれど、自分は好きだった。
理由は単純に、自分を(自分の詩を)褒めてくれたからだと思う。
本当に単純すぎて馬鹿みたいだけれど、今は何となくわかる。
誰かを褒めるということは、簡単なことじゃない。
否定することの何倍も難しい。
自分はそれが苦手なんだと思う。人間ができていないのだ。
当時の自分にもし会うことができるなら、
自分は自分を褒めることはできないだろうと思う。
だからバイトも家庭教師や塾講師をやらなかった。
きっと教師に向いている人って、そういう人間なのかもしれない。
褒めるだけというわけではなくて、いい褒め方のできる人。
その頃書いていた詩を思い出した。今から大体十年前。
ノートを見てみると、ほとんどは下らなすぎてここに載せられない(と思う)。
ただその、先生が褒めてくれた詩が印象的だった。
それが「アントニム」。
当時は詩のタイトルを辞書をペラペラとめくって目に付いたものから取っていて、
内容にタイトルを付けるというよりは、タイトルから内容を考える方が多かった。
読んだ友人の一人が、『「シノニム」はないの?』と言っていた。
それも考えたけれど、あまり興味が湧かなかった。
十年経って、いろいろと自分なりに考えた。
温故知新ではないけれど、過去から学ぶことも多いのだと思う。
そして今なりの「シノニム」を。
2009
生きてました。というか生きてます。少なくともこれを書いている今現在は。
何だかいろいろとあって、更新休んでました。
一番には風邪をひいたことです。
数日寝込んでいて、ひどかったです。
セキが特にひどくて、たぶん家族からうつされたっぽいです。
ここ数日は幾分回復したので買ってきたゲームにうつつを抜かしておりました。
「ディスガイア2ポータブル」です。
いつも思うのですが「ディスガイア」と「ディシディア」って似てますよね。
よく言い間違えます。頭ではわかっていても。
バイトは結局まだ始めてません。
コンビニはなんだか別の人が入ってしまったようでダメに。
別のバイトはないかと考えていたところで風邪をひいて出端を挫かれました。
何だかいろいろとあって、更新休んでました。
一番には風邪をひいたことです。
数日寝込んでいて、ひどかったです。
セキが特にひどくて、たぶん家族からうつされたっぽいです。
ここ数日は幾分回復したので買ってきたゲームにうつつを抜かしておりました。
「ディスガイア2ポータブル」です。
いつも思うのですが「ディスガイア」と「ディシディア」って似てますよね。
よく言い間違えます。頭ではわかっていても。
バイトは結局まだ始めてません。
コンビニはなんだか別の人が入ってしまったようでダメに。
別のバイトはないかと考えていたところで風邪をひいて出端を挫かれました。
2009
なんだか最近偶然にもブログペットの更新と、日がかぶってます。
毎週何曜とか、あまり気にしていないのですが。
そして、更新は最近ぽつぽつです。理由は色々とあるのですが…。
今度バイトを始めるかもしれません。
以前バイトしたことのあるコンビニです。
同じ店舗ではないのですが、同じような系列のところです。
理由は…お金が必要になったから、です。
でも何だろう、続くかどうかは正直不安です。
ただ何事もやってみなければ始まりませんし。仕方ない。
バイトを始めたら更新がもっとされなくなるかもしれません。
ただ、しなくなる予定は今のところ無いので、あまり変わらないのかも。
少しだるいです。精神的というよりは、肉体的に。
たぶんそれは春のせいであって、
きっと季節が変われば良くなると…思うことにします。
毎週何曜とか、あまり気にしていないのですが。
そして、更新は最近ぽつぽつです。理由は色々とあるのですが…。
今度バイトを始めるかもしれません。
以前バイトしたことのあるコンビニです。
同じ店舗ではないのですが、同じような系列のところです。
理由は…お金が必要になったから、です。
でも何だろう、続くかどうかは正直不安です。
ただ何事もやってみなければ始まりませんし。仕方ない。
バイトを始めたら更新がもっとされなくなるかもしれません。
ただ、しなくなる予定は今のところ無いので、あまり変わらないのかも。
少しだるいです。精神的というよりは、肉体的に。
たぶんそれは春のせいであって、
きっと季節が変われば良くなると…思うことにします。
2009
この間テレビで四国の八十八箇所巡りみたいなのを見ました。
いつもなら何となく見るような内容ではあるのですが、
その時はふと、いろいろと考えてしまいました。
祖母が亡くなってからもうすぐ一年、そういえば生前祖母は、
7、8年くらい前に亡くなった祖父の為なのか、
近所の方々と一緒に四国に何度か行っていました。
バスで近くまで行って巡るツアーで、そういえばあれ、
祖母は結局全部行ったのかどうか、よくわかりません。
ただ、近所の方の話では、なんだか体調が悪かったとかで、
バスから歩く僅かな距離も遠慮して、バスで待っていた場所も多かったとか。
そういえばその時に撮った写真が、
写りが良かったとかで遺影に使っていたような気がします。
脳梗塞で倒れた祖父を看病していた祖母、
数年間はまともに寝られなかったとか言ってたっけ。
祖母はどんな気持ちで四国を巡礼していたのか、
今となってはよくわかりません。
でもなんとなく、わかるような、矛盾しているのですが。
そんなことをぼんやりと考えていたら、涙が出てきました。
ああ、きっとそうなんだ。
自分はなんだかんだで誰かの気持ちを必要以上に察してしまうところがあって、
そのせいで傷ついたり、悩んだり、疲れてしまったりする。
それは良い面も悪い面もあって、
今すぐ直す必要もないのかもしれないし、
これから先も直す必要はないのかもしれない。
またはもしかしたら直すことはできないのかもしれない。
結局よくわからないのですが、亡くなった人を想うこと、それだけは、
どこか悪くないような気がしているのです。
そして、そんな諸々を内包して、四国を巡ってみたいような、
そんな気がするのでした。
いつもなら何となく見るような内容ではあるのですが、
その時はふと、いろいろと考えてしまいました。
祖母が亡くなってからもうすぐ一年、そういえば生前祖母は、
7、8年くらい前に亡くなった祖父の為なのか、
近所の方々と一緒に四国に何度か行っていました。
バスで近くまで行って巡るツアーで、そういえばあれ、
祖母は結局全部行ったのかどうか、よくわかりません。
ただ、近所の方の話では、なんだか体調が悪かったとかで、
バスから歩く僅かな距離も遠慮して、バスで待っていた場所も多かったとか。
そういえばその時に撮った写真が、
写りが良かったとかで遺影に使っていたような気がします。
脳梗塞で倒れた祖父を看病していた祖母、
数年間はまともに寝られなかったとか言ってたっけ。
祖母はどんな気持ちで四国を巡礼していたのか、
今となってはよくわかりません。
でもなんとなく、わかるような、矛盾しているのですが。
そんなことをぼんやりと考えていたら、涙が出てきました。
ああ、きっとそうなんだ。
自分はなんだかんだで誰かの気持ちを必要以上に察してしまうところがあって、
そのせいで傷ついたり、悩んだり、疲れてしまったりする。
それは良い面も悪い面もあって、
今すぐ直す必要もないのかもしれないし、
これから先も直す必要はないのかもしれない。
またはもしかしたら直すことはできないのかもしれない。
結局よくわからないのですが、亡くなった人を想うこと、それだけは、
どこか悪くないような気がしているのです。
そして、そんな諸々を内包して、四国を巡ってみたいような、
そんな気がするのでした。
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プロフィール
HN:
銀兎
レベル:
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性別:
男性
誕生日:
1984/10/29
職業:
会社員
趣味:
ゴルフ、音楽鑑賞(ロック・ポップ系の邦楽多め)、ゲーム、詩を書くこと、読書、飲酒(ぉ
自己紹介:
銀兎(ぎんと。と読みます)
ある場所ではカラス。
またある場所ではキーレス
というHNも使っています。
どちらかと言えば、かっこいいものよりも、かわいいもの、やわらかいものの方が好き。
ゲームで言えばRPG好き。
でも最近はレベル上げがたるいのでRPGプレイ時間減少中。
嫌いな食べ物は
ほぼありませんが、
生姜風味のかりんとうだけは食べられません。(嘔吐経験あり)
※妄想癖あり。
ある場所ではカラス。
またある場所ではキーレス
というHNも使っています。
どちらかと言えば、かっこいいものよりも、かわいいもの、やわらかいものの方が好き。
ゲームで言えばRPG好き。
でも最近はレベル上げがたるいのでRPGプレイ時間減少中。
嫌いな食べ物は
ほぼありませんが、
生姜風味のかりんとうだけは食べられません。(嘔吐経験あり)
※妄想癖あり。
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